むし歯の進行を防ぐには、何よりも早期発見と早期治療に努めることが大切です。
当院のむし歯治療では、拡大鏡を用いて、細部まで確認しながら取り残しがないように配慮しております。
また、むし歯を染め出す「う蝕検知液」で患部を可視化し、削りすぎがないように注意しながら、健康な歯をできるだけ残すための治療を行っています。

むし歯が重症化して、感染が神経まで達すると、歯にズキズキとする強い痛みが生じます。
歯の根っこの部分まで細菌感染が進んだ重度のむし歯に対しては、神経を取り除いた上で根管を洗浄・消毒し、無菌に近い状態にして密封する「根管治療」を行います。
従来は抜歯しか選択肢がないようなむし歯でも、根管治療によって歯を抜かずに残せる可能性もあります。他院で「抜歯が必要」と診断された場合も、一度ご相談ください。

歯周病は、歯垢（プラーク）が溜まって歯周病菌が増殖することにより、歯ぐきが腫れたり血が出たりする感染症です。重症化すると、歯を支える骨が溶かされて歯が抜け落ちてしまうこともあります。
歯周病の基本治療は、スケーリングやクリーニングを行い、歯垢（プラーク）や歯石を取り除くことから始めます。
当院では、基本治療で効果が見られない場合に行う、重度の歯周病に対する歯周外科治療にも対応しています。まずはご相談ください。

むし歯や歯周病で歯を失った場合は、かみ合わせの悪化を防ぎ、さらなるむし歯や歯周病のリスクを抑えるために、入れ歯やインプラントなどの義歯で失った歯を補う必要があります。
当院では、院内技工室に歯科技工士が常駐しております。通常は1週間以上のお時間をいただくような入れ歯の調整・修理でも、院内で対応することにより、即日で入れ歯をお渡しできる場合もあります。
精密な入れ歯治療は当院におまかせください。

※一部、自由診療です。
※強い力が加わると、入れ歯が破損する場合があります。歯科医院での定期的な調整が必要です。
※治療期間：2週間～1ヶ月、治療回数：3～5回（保険の総入れ歯の場合）
※治療の流れ：お口の型を取り、院内技工室で入れ歯を製作してかみ合わせを調整します。

歯科口腔外科では、口内炎に代表される粘膜疾患や、お口周辺のケガなど、お口周りのあらゆる症状を外科的な観点から診療します。
「口内炎がなかなか治らない」「口の中にできものやしこりがある」「舌や頬の粘膜に違和感がある」などのお悩みはありませんか？　お口の中の気になる症状に、重篤な全身疾患がかくれていることもあります。
自己判断せず、症状が続く場合は一度ご相談いただくことをおすすめします。お口のお悩みは、どのようなことでも当院でご相談ください。

親知らずが斜めや横向きに生えてくると、歯と歯の間にすき間ができて、歯ぐきに炎症が起こることがあります。「智歯周囲炎」といって、顔の腫れや発熱、倦怠感を誘発することもありますので、症状がある場合は放置せずにご相談ください。
当院では、歯科用CTを用いて神経や血管の位置を確認した上で、精密な親知らず治療を行っています。
抜くべき親知らずを見極め、難しい症例の場合は高次医療機関にご紹介するなど、患者さまにとってメリットが大きいと思われる治療をご提案します。

顎の痛みや、口を開け閉めするときの「ポキポキ」「シャリシャリ」という間接音、口の開きづらさなどがある場合は、顎関節症の可能性があります。
顎関節症になる原因は、歯ぎしり・食いしばりやかみ合わせのバランスなど、患者さまによって異なります。
お一人お一人のお悩みをうかがい、症状に合わせて適切な治療をご提案します。

当院では、口周りの筋肉を鍛えて、適切に動かすための口腔機能トレーニングにも力を入れています。お口が発達していく幼いうちにトレーニングをすることで、すこやかな歯並びや顎の骨の発達を促します。
治療の際は、表面麻酔や電動麻酔器を用いて、痛みに配慮した治療を行っています。「これから何をするか」をご説明した上で、少しずつステップを踏みながら、歯科医院に慣れていただけるように心がけています。治療後のお楽しみとして、カプセルトイもご用意しています。
院長は、子育て中の父親でもあります。お子さまと目線を合わせて、やさしくコミュニケーションを取りながら治療を進めてまいります。

むし歯の治療では、痛みを取ったり悪化を防いだりすることはできても、一度削ったり抜いたりした歯を「元に戻す」ことはできません。
また、むし歯菌は、全身疾患を引き起こす原因となるため、「お口の健康維持」は「全身の健康維持」でもあると捉えることができます。適切な予防・クリーニングで、生まれ持った歯の健康を守りましょう。
当院では、高水準のパウダークリーニングである「エアフロー」も、原則として保険診療で行っています。いつまでもご自身の歯で食事や会話を楽しみ、心豊かな生活を送っていただくために、一緒に予防・クリーニングに取り組んでいきましょう。

※エアフローは、着色汚れが多い場合は自由診療となる場合があります。
※お口の状態によっては、クリーニングの際に一時的に出血することがあります。
※治療期間・回数：約3～4ヶ月に1回
※治療の流れ：歯垢（プラーク）や歯石を取り除き、歯をクリーニングします。

失った歯を補う治療法の一つに「インプラント」があります。
顎の骨に人工の歯根（インプラント体）を埋め込み、その上から義歯を装着します。まるで天然の歯のように自然な見た目で、硬いものをしっかりと噛むこともできます。
「入れ歯が合わない」「入れ歯の手入れが面倒」という方は、インプラントもあわせてご検討ください。定期的にメンテナンスを受けることにより、半永久的にお使いいただけます。

※自由診療です。
※人工の歯根（インプラント体）を埋め込む際の外科手術と、定期的なメンテナンスが必要です。
※治療期間：約3～7ヶ月、治療回数：約4～6回（例：2回法の場合）
※治療の流れ：顎の骨の状態を確認し、人工の歯根（インプラント体）を埋入します。顎の骨と結合するのを待ってから義歯を装着します。

当院では、歯や顎の骨が動きやすい時期のお子さまに向けて、小児矯正歯科の診療を行っています。
お子さまの歯並びは、大人になってから健康に残せる歯の本数にも影響を与えるといわれています。なぜなら、歯並びが整うと歯磨きなどのケアがしやすくなり、かみ合わせが改善されると歯や顎の骨への負担も少なくなるためです。
審美性だけでなく、将来のお口の健康にもつながる矯正治療。ご興味のある方はぜひ一度ご相談ください。

※自由診療です。
※装置の装着時間を守らないと、治療計画の通りに歯が動かない場合があります。
※マウスピース型矯正歯科装置は、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置です。そのため、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
※治療期間：約24～30ヶ月、治療回数：約24～30回
※治療の流れ：カウンセリングと精密検査を行い、ご納得いただいた矯正方法にて治療を開始します。

審美治療とは、高い機能面に加えて、自然で美しい見た目にもこだわった歯科治療です。
保険診療で用いる金属製の詰め物・被せ物は、一般に「銀歯」と呼ばれます。金属製の詰め物・被せ物は、少しずつ金属が溶け出して体内に蓄積され、将来的にお身体の不調を引き起こす可能性があると考えられています。
審美治療では、セラミック素材でできた詰め物・被せ物を使用します。見た目が自然で、金属アレルギーの心配がなく、むし歯も再発しにくいというメリットがあります。

※自由診療です。
※セラミック素材は、過度な力がかかると割れたり欠けたりすることがあります。
※治療期間：約2～3週間、治療回数：約2～3回
※治療の流れ：お口の型取りをして詰め物・被せ物を製作し、歯に接着します。

「歯を白くしたい」「笑顔に自信を持ちたい」「歯の黄ばみが気になる」といったお悩みはありませんか？
歯の色をトーンアップさせて、口元のお悩みを解決するのが歯科医院のホワイトニングです。
当院では、歯科医院の院内で行う「オフィスホワイトニング」と、ご自宅で行う「ホームホワイトニング」を取り扱っています。お一人お一人のライフスタイルや、白くしたい時期に合わせて、適切な治療法をご提案します。
結婚式などのイベントに向けたホワイトニングもご相談ください。

※自由診療です。
※むし歯・歯周病などがある場合は、治療が終わってからホワイトニングを行います。一時的に知覚過敏が起こることがあります。
※治療期間：約1～2ヶ月、治療回数：約3～5回
※治療の簡単な流れ：（オフィスホワイトニング）院内で歯にホワイトニング剤を塗布して専用ライトを照射し、歯を漂白します。（ホームホワイトニング）ご自宅などでホワイトニング剤を流し込んだマウスピースを一定時間装着し、歯を漂白します。

当院では、妊娠中の患者さまを対象に、マタニティ歯科診療に対応しています。ご体調についてお話をうかがった上で、お身体に障りのない範囲で、定期検診、クリーニング、歯科治療などを行います。
患者さまのご意向を第一に考え、無理に治療を進めることはいたしません。ご不安な点があればご遠慮なくお申し付けください。
「つわりで歯磨きがしにくくなった」「ホルモンバランスの変化で歯ぐきが腫れてきた」など、妊娠中のお口のお悩みは当院でご相談ください。

歯が痛くなる前に定期的にご通院いただくことで、生まれ持った歯を健康に維持できる確率が高くなります。3～4ヶ月に一度を目安に定期検診を受け、歯や歯ぐきをすこやかに保ちましょう。
定期検診でむし歯や歯周病などのお口のトラブルを早期発見し、早期治療に取り組むことができます。結果として、歯を削る量を減らし、歯の寿命を伸ばすことにつながるほか、治療費のご負担も軽減できます。
歯やお口のお困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。

睡眠中の歯ぎしりや集中時の食いしばりは、歯や顎の骨にダメージを与えます。結果として、歯並びやかみ合わせのバランスが崩れ、むし歯や歯周病の原因になることもあります。
また、顎の痛みなどの顎関節症の症状が出る大きな原因の一つが、歯ぎしり・食いしばりです。
当院では、歯ぎしり・食いしばりの症状を緩和するために、専用のマウスピースを用いた治療を行っています。精密にお口の型を取り、お一人お一人のお口にぴったりフィットするようにお作りします。

※一部、自由診療です。
※治療期間：約1～2週間、治療回数：約2回
※治療の流れ：お口の型を取り、マウスピースを製作します。
※マウスピースにひびや欠けなどができた場合は、作り直す必要があります。

スポーツ中のケガや脳震とうの予防、体幹の安定やパフォーマンスの向上を目的とするマウスピースを「スポーツマウスガード」といいます。
特に選手同士の接触が多いボクシングやラグビー、アメリカンフットボールやラクロスなどスポーツでは、このスポーツマウスガードの使用が義務付けられています。
また、それ以外のスポーツでも、ケガの予防やパフォーマンスの向上をめざしてスポーツマウスガードが用いられています。お気軽にご相談ください。

※自由診療です。
※治療期間：約1～2週間、治療回数：約2回
※治療の流れ：ご希望の色やデザインをうかがい、お口の型を取ってスポーツマウスガードを製作します。
※スポーツマウスガードにひびや欠けなどができた場合は、作り直す必要があります。

睡眠時無呼吸症候群の治療に用いるマウスピース、「スリープスプリント」の製作も当院におまかせください。
睡眠時無呼吸症候群になると、気道が狭まって空気の流れが悪くなることにより「いびき」の症状が出ます。さらに、舌根が沈み気道を塞ぐと、数秒～数十秒にわたり「無呼吸」になる症状も現れます。
スリープスプリントは、舌を引き上げることにより、これらの症状を改善します。まずはご相談ください。

※保険診療での製作を希望される場合は、耳鼻咽喉科など医科からの紹介状をお持ちください。紹介状がない場合は自由診療となります。